Node のバージョン管理を nodebrew から Volta に変える
これまで Node のバージョン管理ツールにはずっと nodebrew を使っていたのですが、プロジェクトごとにバージョンを変える必要がある際に不便だったのと、シンプルに飽きてきたというのもあり、比較的新しい Volta に変更してみました。
nodebrew および Node.js をアンインストール
Volta を導入するにあたって、まずは既存の nodebrew および Node.js をアンインストールしました。 Node.js の環境をいじるのは Mac に nodebrew をセットアップして以来でちょっとドキドキする作業でしたが、以下あたりの記事を参考にしつつ、問題なく進めることができました。
最後に、node -v
でなにもバージョンが表示されなくなると、Node.js が無事アンインストールされているということなので、次のステップに進みます。
Volta をインストール
基本的には以下のコマンドのみでOKです。
node
の他に、yarn
も同様にインストールしておきました。
# install Volta % curl https://get.volta.sh | bash # install Node % volta install node ## バージョン指定する場合 % volta install node@latest % volta install node@16.13.1 # start using Node % node
これで、Node.js がインストールできました。
% node -v v16.13.1
プロジェクトごとにバージョンを固定する
Volta にはプロジェクトごとにツールのバージョンを指定できる volta pin
コマンドが用意されています。
試しに、適当なプロジェクトで、volta pin node@16.13.1
と指定し実行します。(package.json が存在する前提)
すると、プロジェクトの package.json
に以下の記述が追加されます。これによって Volta 側でバージョンを汲み取って指定のバージョンで実行することができます。特に、複数人で開発する際に力を発揮します。
"volta": { "node": "16.13.1", }