shimotsu tech

Webフロントエンドエンジニア @ to-R inc.

『Reactハンズオンラーニング』を読んだ

『Reactハンズオンラーニング』を一周し終えたので、ざっくり感想をまとめます。

内容についてと、全体的な感想

「ハンズオンラーニング」と銘打っているだけあって、なにかターゲットとなる目標物をじっくり解説(Reactの)を交えて作り上げていくような本です。

フックを使った React の書き方の基礎を網羅しているといったイメージで、業務等で React を普段書いているような人からしてみれば「もう知ってるよ」と思うような内容が多いかもしれません。

個人的に勉強になった箇所

本書では React の導入に入る前に関数型プログラミング(および宣言型プログラミング)」について解説している項があるのですが、それが大変勉強になりました。

そもそも「命令形」と「宣言型」のプログラミングのスタイルの違いについてあまり理解していなかったのですが、この違いについて十分にページを割いて解説してくれているので、大まかな違いは理解できました。

実際にこれまで自分が書いていた React のコードを思い返してみると、見事に「宣言型」のプログラミングスタイルに則っており、「あぁ、まさにこれか!」と。インプットと過去の経験を照らし合わせて、パズルのピースが完成するような感覚で、これは気持ちよかったです。

関数型プログラミング(および宣言型プログラミング)の基礎に立ち返りたいとき、おそらくここは何度も読み返すことになるだろうなと思います。

amzn.to